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いずみ
チェロの先生 | チェロ奏者
はじめまして!チェリストの「いずみ」です。

私はチェロの先生&チェロ奏者として活動しています。
普段はオーケストラや室内楽などの演奏会に出演したり、チェロのレッスンをしています。

Piascore楽譜販売サイト「いずみの森チェロアンサンブル」でチェロアンサンブルの楽譜販売、Youtubeチャンネル「チェロアンの森」では販売中の楽譜のサンプル音源を投稿しています。

さらに、2024年からこのブログを始め、チェロやクラシック音楽の魅力を幅広く発信していきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします!

これからチェロを始める人が楽器と一緒に揃えておきたい6つのもの!

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チェロ用小物を揃えよう!

さあ、楽器も買ったし、これからいよいよチェロを弾いてみよう!!というあなた!

実は、(大人も子供も)チェロを弾くためには他にも揃えておいた方がいいものがあります。

え、、まだお金かかるの・・・なんて思わないでくださいね💦

これがないと音が出ない、というくらい大事なものばかりです。

どれも凝り出すとかなり奥深〜い世界なのですが、この記事ではこれを揃えておけばまずは大丈夫!なオーソドックスなものを紹介していきます。

チェロを始めようか迷っている方も、チェロを弾くにはこんなものが必要なのか!という参考にしてくださいね。

目次

①松脂

まずは「まつやに」です!

楽器を買った時点で何かしら楽器屋さんからおすすめされると思います。

弓は馬の尻尾の毛が張ってありますが、張りたての時はツルツルで、これで弦を擦っても音は出ません。

弓の毛の表面にはキューティクルと呼ばれる突起があり、そこに松脂を擦り付けることで粉状になった松脂が弓毛の表面に付着します。

この粉状の松脂が付着して初めて毛と弦が摩擦を起こし、弓の毛で弦を擦って音を出すことができるのです。

この松脂は各メーカーからかなり色々な種類が出ており、引っ掛かりの強いもの、さらっとしたもの、大きい音の出るもの、など色々あります。

ここでは私も使ったことのある松脂を2つご紹介します。

①1つ目はベルナルデル。クセがなく、さらっとしたつけ心地。

②2つ目はメロスのダーク。同じメロスのライトより引っかかるタイプだと思います。

②エンドピンストッパー

チェロは先にエンドピンという長い棒がついていて、それを床に突き刺して演奏します。

演奏中にエンドピンが滑ったら大変なので、エンドピンの先はトキットキに削っておくのです。

エンドピン

危ないので、普段は先端にエンドピンキャップをしておきます。

このエンドピンを床に刺してはいけない会場では、エンドピンストッパーを使います。

おうちはもちろん、ほぼ全ての会場がエンドピンストッパー必須なので、必ず1つは持っておいた方がいいです

最近はコンサートをするサロンやホールでも床を傷つけてほしくないとのことで、エンドピンストッパーの使用を求められることが多いです(泣)(エンドピンは直に床に刺した方がチェロの音がいいのです)

①一番よく使われているのが「ブラックホール」!

付けたまま弾けるエンドピンストッパー!エンドピンキャップとしてつけて、そのまま弾けるのでお子さんにもおすすめ!

③チューナー&メトロノーム

これも必須アイテム!

弦楽器は温度や湿度などですぐに調弦が狂ってしまいます。

なので、こまめな調弦が必須です!(みんな毎回弾く前に必ず調弦してね!)

最近は色々なタイプがありますが、まずはオーソドックスな目で見て音程が高いか低いかわかるメータータイプがおすすめです。

いずみ

特にお子さんにはメータータイプがおすすめ!

レッスンを続けているとメトロノームを使う場面が必ず出てくるので、初心者の方チューナーとメトロノームがセットになっているものを購入するのが、一番おすすめです!

いずみ

チューナーにはクリップ式のものもあります。

クリップチューナーでチェロにおすすめなのは「KORG AW-LT100M」です。

クリップチューナーとは、チェロのテールピース部分に直接つけて音程を測るのでより精度が高いです。

このKORGのチューナーはオーケストラの現場など周りがガヤガヤしていても、とても感度が高いのでおすすめです。

ちなみに、KORGのクリップチューナーは各楽器につけやすいようにクリップの形が何通りもあるのですが、KORGの公式サイトによるとチェロにおすすめなのは「KORG AW-LT100M」のようです。

④楽器ふきクロス

弦楽器を弾き終わった後は、必ず弦や楽器本体に付着した松脂の粉を拭きましょう。

こまめに拭かないと松脂の粉が取れなくなってしまいます。

⑤譜面台

練習するときに譜面を置く「譜面台」も練習の必須アイテムです。

アマオケやお友達と室内楽などをやるようになると、「譜面台各自持ってきてね!」なんて言われることもあるので、なるべく軽くて丈夫なものを買うのがおすすめです。

ですが、関係者の皆様、、、チェリストにチェロ+譜面台の持ち運びを要求するのは、正直かなりきついということをどうか覚えておいてください(切実)

持ち運ばない譜面台のおすすめはこちら!

オーケストラの現場でもよく使われます。

このオーケストラモデルのタイプは鉛筆など小物を置くラックがあり、高さ調整もラクラクできる、一生物の一台です。

以下は高さが77cm~134cmまで変えられるタイプです。

⑥これが一番重要!椅子!!!

チェロは「座って弾けるからいい」とよく言われますが、

逆に言えば「座らないと弾けない=座る椅子がすごく大事!!!」ということ!!

外国に行ったら外人用の足の高い椅子しかなくて日本人は困るなんて話もあります(笑)

一番間違いないのが、簡単に椅子の高さが変えられる背付きピアノ椅子です。

ここまではなかなか買えないという方は以下のポイントを頭に置きながら、椅子を探してみてください!

  • 座面が平らで安定している
  • 座面がふかふかしない、お尻の方が沈まない
  • 肘掛けがない
  • できれば高さが変えられる

もっと悩むのが「子供用チェロ椅子」です。

発表会などの会場に子供用チェロ椅子がない時は持参しなくてはいけないなんてことも‥(泣)

身長によって椅子も変えていかなくてはいけません。

以下の椅子は3歳頃からチェロ椅子として使うのにおすすめです。(風呂椅子なので本当の用途と違いすみません💦)

子供用チェロ椅子についてはいい情報があったらまた追記していきたいと思います!

大人も子供も上記のポイントで椅子を選んでみてください!

まとめ

これらが揃ったらあとは練習あるのみです!

がんばりましょう!!!

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