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いずみ
チェロの先生 | チェロ奏者
はじめまして!チェリストの「いずみ」です。

私はチェロの先生&チェロ奏者として活動しています。
普段はオーケストラや室内楽などの演奏会に出演したり、チェロのレッスンをしています。

Piascore楽譜販売サイト「いずみの森チェロアンサンブル」でチェロアンサンブルの楽譜販売、Youtubeチャンネル「チェロアンの森」では販売中の楽譜のサンプル音源を投稿しています。

さらに、2024年からこのブログを始め、チェロやクラシック音楽の魅力を幅広く発信していきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします!

【初心者にもおすすめ】チェロ・ソナタ12選!Part 2

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チェロソナタ2

おすすめチェロ・ソナタ Part 1はお楽しみいただけましたか?

Part 1では、ドイツオーストリアで活躍した作曲家の作品を中心に取り上げました。

Part 2はドイツ語圏以外の国々、フランスポーランドロシアの作曲家が作ったチェロ・ソナタをご紹介します。

いずみ

それぞれの国のカラーもお楽しみください!

目次

ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調

クロード・ドビュッシー(1862-1918)が作った、唯一のチェロ・ソナタです。

このチェロ・ソナタは、ドビュッシーの最晩年の作品「フランスの音楽家クロード・ドビュッシーによる、さまざまな楽器のための6つのソナタ」の第1曲目として書かれました。

フランスの音楽家クロード・ドビュッシーによる、さまざまな楽器のための6つのソナタ
  1. チェロとピアノのためのソナタ (1915)
  2. フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ (1915)
  3. ヴァイオリンとピアノのためのソナタ (1917) →翌年ドビュッシー死去、最後の作品
  4. オーボエ、ホルンとクラヴサンのためのソナタ(計画のみ)
  5. トランペット、クラリネット、バスーンとピアノのためのソナタ(計画のみ)
  6. コントラバスと各種楽器のためのコンセール形式のソナタ(計画のみ)

ドビュッシー自身が第1次世界大戦による精神的なダメージを受けていたこと、

ドイツ的なソナタ形式ではなく、全体が繋がっている3楽章形式であること、

フランスの古典音楽の伝統を思わせる6曲の組曲の構想など、

いずみ

ドビュッシーは「フランスの音楽家」であることを強く意識していたことがわかります。

そしてがんを患い、自身の死が迫っていることも感じていました。

ドビュッシーは「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」を書いた翌年に亡くなりました

15分弱の短いソナタですが、1楽章ではチェロとピアノが物悲しい歌を歌い上げ、ピツィカートが印象的な2楽章のセレナーデを挟み、そのまま3楽章のラストまで一気に駆け抜けます。

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