みなさま、こんにちは!
今年2024年は、グスターヴ・ホルスト(1874-1934)の生誕150年にあたる年です✨
ホルストは、大管弦楽のための組曲「惑星」を作曲したことで有名です。
そのうちの1曲、「木星」は、平原綾香さんの「Jupiter」の原曲としてもよく知られていますね。
今日はホルストと「惑星」について知って、最後はこのアニバーサリーイヤーにチェロ4重奏で「木星」を弾いちゃおう♪という記事です!(もちろんアニバーサリーイヤーでなくても弾いてください!!)
個人的には、作曲家のアニバーサリーイヤーってその作曲家にもう一度スポットライトを当てるきっかけだと思います。アニバーサリーイヤーをきっかけにその作曲家をどんどん取り上げて、みんなでクラシック界を盛り上げていきたいですね!
それでは、ホルストについて見ていきましょう!
ホルストってどんな人?
ホルストは、1874年生まれのイギリスの作曲家です。
音楽家である父からピアノの手ほどきを受け、その後王立音楽大学で作曲を学びます。
同じ大学で出会った作曲家のヴォーン・ウィリアムズとは生涯友人関係が続いたそうです。
1905年からセント・ポール女学校の音楽教師となり、亡くなる年まで勤め続けました。
組曲「惑星」とは?
1914年から1916年にわたり作曲された、ホルストの代表曲です。
惑星の名前を冠した7つの曲からなっており、それぞれ下記のように表題がついています。
- 火星 戦争をもたらす者
- 金星 平和をもたらす者
- 水星 翼のある使者
- 木星 快楽をもたらす者
- 土星 老いをもたらす者
- 天王星 魔術師
- 海王星 神秘主義者
ホルストは神秘的なものへの関心が強く、占星術にも興味があり、この「惑星」とは、太陽系の惑星ではなく、占星術の惑星からインスピレーションを受けて作曲されました。
この組曲は初演から大成功を収め、彼の名は後世に残ることになりました。
チェロアンサンブルで「木星」を弾こう!
当ブログ「チェロアンの森」では、第4曲「木星」より有名な中間部をチェロ4重奏で弾く楽譜を販売しています!
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レベル:初〜中級(1パートにハイポジションがあるので中級としていますが、2~3パートは初級です)
- 1~3チェロパートにそれぞれメロディが回ってきます。
- 4パートは第1ポジションのみで弾けます。
- 重音があるので、複数人数いる時は分けて弾いてもO.K.
- 1パートの高音部は1オクターブ下げてもO.K.
- メロディを色々な高さに振り分けました
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