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いずみ
チェロの先生 | チェロ奏者
はじめまして!チェリストの「いずみ」です。

私はチェロの先生&チェロ奏者として活動しています。
普段はオーケストラや室内楽などの演奏会に出演したり、チェロのレッスンをしています。

Piascore楽譜販売サイト「いずみの森チェロアンサンブル」でチェロアンサンブルの楽譜販売、Youtubeチャンネル「チェロアンの森」では販売中の楽譜のサンプル音源を投稿しています。

さらに、2024年からこのブログを始め、チェロやクラシック音楽の魅力を幅広く発信していきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします!

【初心者にもおすすめ】チェロ・ソナタ12選!Part 1

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チェロソナタ1

みなさま、こんにちは!

この記事では、クラシック初心者の方からチェロファンの方まで楽しめる、チェロの魅力たっぷりのおすすめチェロ・ソナタをご紹介します!

チェロ・ソナタとはチェロとピアノの2重奏の曲のことです。

チェロ・ソナタってことは、チェロが主役でピアノが伴奏なのかな?

いずみ

とんでもない!チェロ・ソナタではピアノとチェロは対等な関係で、2人の多彩な音楽的やり取りはソナタを聴く楽しみの一つなんだよ!

そっか!僕の好きなカザルスも色んなピアニストと弾いているよね。聴き比べてみようっと!

それでは、バロックから現代まで、さまざまな国で生まれた多種多様なチェロ・ソナタの中から、おすすめの4つのチェロ・ソナタをご紹介します!

目次

ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番 イ長調

チェロ独奏から始まるこのソナタの有名な出だしは、どこかで聞いたことある方も多いのではないでしょうか?

ベートーヴェン

チェロ・ソナタは全部で5曲書いたぞ。

ベートーヴェンの作品は、その作風の変化から「前期」、「中期」、「後期」に分けられます。

チェロ・ソナタ第3番は「中期」に入ります。

各時代の特徴と主な代表作です(本当にざっくりとした説明です・・)

前期

ハイドンの時代を踏襲しつつ、ベートーヴェン独自の作風も垣間見られる。

主な代表作
  • 交響曲第1番
  • 弦楽四重奏 op.18
  • チェロ・ソナタ第1番、第2番 etc.

中期

ベートーヴェン自身の作風を確立。

主な代表作
  • 交響曲第3番「英雄」
  • 交響曲第5番「運命」
  • チェロ・ソナタ第3番 etc.

後期

より幻想的な作風へ変化、ロマン派へとつながる。

主な代表作
  • 交響曲第9番「合唱」(第九)
  • ミサ・ソレムニス
  • チェロ・ソナタ第4番、第5番 etc.
いずみ

チェロ・ソナタを順番に聴くと、作風の変化も感じられるよ!

ベートーヴェンは、チェロ・ソナタ第3番を1807年〜1808年に作曲。

この頃は「傑作の森」と呼ばれる時期で、ベートーヴェンはとても旺盛に作曲活動をし、次々と名曲を生み出していました。

このソナタも、「ザ・ベートーヴェン!!」という感じの力強く壮大な曲です。

第1楽章ではピアノとチェロが緊密に絡み合い、第2楽章はシンコペーションが印象的なスケルツォ、緩徐楽章はなく、第3楽章の抒情的な出だしを挟み、そのままアレグロ・ヴィヴァーチェに突入しエネルギッシュに曲を閉じます。

チェロ・ソナタといえばまずこの曲!な一曲です!

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