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いずみ
チェロの先生 | チェロ奏者
はじめまして!チェリストの「いずみ」です。

私はチェロの先生&チェロ奏者として活動しています。
普段はオーケストラや室内楽などの演奏会に出演したり、チェロのレッスンをしています。

Piascore楽譜販売サイト「いずみの森チェロアンサンブル」でチェロアンサンブルの楽譜販売、Youtubeチャンネル「チェロアンの森」では販売中の楽譜のサンプル音源を投稿しています。

さらに、2024年からこのブログを始め、チェロやクラシック音楽の魅力を幅広く発信していきたいと思っています。

どうぞよろしくお願いします!

ドイツ音名の読み方を解説!ドイツ語で音の名前を読んでみよう!

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ドイツ音名

みなさま、こんにちは!

今日は、クラシック音楽でよく使うドイツ音名について解説していきます。

チェロの弦は高い方から、A線、D線、G線、C線と張ってありますが、それぞれなんと読むでしょう?

チェロ

答えは「アー線、デー線、ゲー線、ツェー線と読みます。音は「ラ、レ、ソ、ド」です!

これは、私の生徒さんにも最初に覚えていただいています。

なぜA線が「エー線」ではないのか、それは音名部分をドイツ語読みしているからです!

英語読みも間違えではありませんが、クラシック音楽ではドイツ語で音名を読むことが多いです。

(理由は諸説あるのでここでは割愛させていただきます🙇‍♀️)

わかると便利なので、ここで覚えてしまいましょう!

目次

ドイツ音名の読み方

チェロブログなので、ヘ音記号で書きますね!

ドイツ音名読み方

音は、左から ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ です。

「E」を「エー」と読むのが初めのうちは混乱しますね💦

いずみ
何回も唱えて覚えましょう!

ちなみに、オーケストラがチューニングする時に、オーボエが最初に出す基準音は「A(アー)」です。コンサートの最初、注目してみてくださいね。

♯(シャープ)がついたドイツ音名の読み方

音名+「is」をつけます!

シャープのついたドイツ音名読み方

ド♯は、「C」+「is」=「Cis」(ツィス)

レ♯は、「D」+「is」=「Dis」(ディス)

となります。

♭(フラット)がついたドイツ音名の読み方

音名+「es」をつけます!(ただし例外あり!)

フラットのついたドイツ音名読み方

ド♭は、「C」+「es」=「Ces」(ツェス)

レ♭は、「D」+「es」=「Des」(デス)

となります。

ただし!フラットの場合は例外があるので注意が必要です!

  • ♭は、「Ees」ではなく、「Es(エス)
  • ♭は、「Aes」ではなく、「As(アス)
  • ♭は、「Hes」ではなく、「B(ベー)」になります。

これも、何度も唱えて覚えてしまいましょう!

長調 (dur) と短調 (moll) の読み方

長調と短調
  • ハ長調は、「C」+「dur」=「C dur」(ツェードゥアー)となります。
  • ハ短調は、「c」+「moll」=「c moll」(ツェーモール)となります。

短調の時は、音名を小文字にしなくてはならないので要注意です!

実際の例を見ていきましょう〜!

変ロ長調 B dur

ロ長調 H dur

ニ短調 d moll

嬰ト短調 gis moll        など・・

ちなみに、日本語で音名を言うときは、♯音には「」、♭音には「」をつけます!

例です!

ソ♯→嬰ト  (「ソ」は日本音名では「ト」)

シ♭→変ロ  (「シ」は日本音名では「ロ」)

ドイツ音名クイズ!

下の画像の音名と楽譜上の音符の正しい組み合わせは?

ドイツ音名クイズ

読み方は、左から「ディス」、「ベー」、「ハー」ですね。

正解は・・・・

答え

でした!

もっと詳しく知りたい方はこちらの本がおすすめです。音大受験生が勉強する本ですが、愛好家の方へも音楽理論の基礎を学ぶ本としてとてもおすすめです。

いずみ

通称「黄色い本」といいます!(黄色いから)

まとめ

いかがでしたか?

ドイツ音名は慣れるまでややこしいですが、覚えてしまうと臨時記号(♯や♭など)がついた音を短く言えるのでわかりやすいです。

レッスンで先生や、オーケストラで指揮者の方に

「このA(アー)の音、もっとヴィヴラートかけて〜」と言われた時、ドイツ音名がわかるとすぐに反応できますね!

お、勉強しておいてよかった!

ぜひ覚えてみてくださいね♪

〜余談〜

「この音なんですか?」

「 Des です。」

と言うときに、結構笑いが起きる。(どうでもよくてすみません)

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